もう一度キスしたかった / B'z (1991年)
『もう一度キスしたかった』
『もう一度キスしたかった』は、日本の音楽ユニット・B'zの楽曲である。
作詞は稲葉浩志氏、作曲は松本孝弘氏が手がけ、編曲は松本孝弘氏と明石昌夫氏の共作。
曲の初出は、1991年11月27日にリリースされたB'zの5thアルバム『IN THE LIFE』であり、ベスト・アルバム『B'z The Best "Treasure"』(ファン投票で4位)、『B'z The Best "ULTRA Treasure"』(ファン投票で13位)、バラード・ベスト・アルバム『The Ballads 〜Love & B'z〜』に収録されている。
シングルカットはされていないが、B'zの人気曲のひとつであり、着うたフルが日本レコード協会によってゴールド認定された。
詩人・稲葉浩志
木枯らしが過ぎようとする頃
痩せてしまった二人の灯に
誘われてあなたはやってきた 決断を吹きかけるため
ポジティブなイメージのあるB'zだが、作詞を担当する稲葉浩志氏の詩は、実はネガティブなものが多い。
キャッチーでパワフルなメロディにのせるから、そうと気づかないだけである。
この詩は、初めてそのことに気づいた曲。
痩せた灯と、その灯を消す行為を決断に喩えた繊細さは、パワフルなイメージとはかけ離れている。